Twitter bootstrapと一緒に使いたい Font Awesome Icons

[Bootstrap](http://twitter.github.io/bootstrap/ "Bootstrap") RWD（レスポンシブ・ウェブデザイン）のデファクトスタンダードであり、 もうすぐバージョン3が登場するTwitter bootstrapですが、 これに付属するiconsを強力にアップグレードするものが、こちらです。 [Font Awesome, the iconic font designed for Bootstrap](http://fortawesome.github.io/Font-Awesome/ "Font Awesome, the iconic font designed for Bootstrap") こちらは、既存のbootstrapのアイコンを置き換え、更に300個以上のアイコンを追加する素材集のようなものです。 ポイントとして、ウェブフォントとして実装されているので、拡大しても綺麗に出力されます。 デザインもアイコンもウェブで自由に使えるようになって、今は一昔前よりウェブ開発がしやすくなりましたね。 その分だけ求められるレベルが上がっているという事なので、技術者としては乗り遅れないようにしたいところです。

TypeScript 0.9がリリースされました

1ヶ月ほどEarly previewとして公開されていたTypeScript 0.9が、先ほど正式に0.9としてリリースされました。 [Announcing TypeScript 0.9 - TypeScript - Site Home - MSDN Blogs](http://blogs.msdn.com/b/typescript/archive/2013/06/18/announcing-typescript-0-9.aspx "Announcing TypeScript 0.9 - TypeScript - Site Home - MSDN Blogs") 今回の目玉はジェネリックです。Array#mapなんかも戻り値に型がついてIntellisenseが更に捗りますね。 ただし細かい言語仕様が変化しているので、0.8系列からアップデートする際はコードが動かなくなる事があるのでご注意を。 公式ページからVisual Studio 2012のプラグインとしてダウンロード出来ます。 [Welcome to TypeScript](http://www.typescriptlang.org/ "Welcome to TypeScript") npmも更新されています。 [typescript](https://npmjs.org/package/typescript "typescript")

あるオブジェクトを表現する２つの方法

ドメイン駆動設計によると、値（プロパティ）を持ち、操作（メソッド）を持つオブジェクトは、 たった２種類しかないとのことです それがエンティティ（entity）と、値オブジェクト（value-object）ですね。 変わるものと変わらないもの ---- これらは言い換えると、オブジェクトの内部情報が変化する(entity)か、しない(value-object)かという事です。 例を挙げてみましょう。とある喫茶店のコーヒーの味というものは、時代とともに変化するもの(entity)です。 一方、創業当時の味というものは変化しないもの(value-object)です。 これらはどちらも「コーヒーの味」を表しているにも関わらず、オブジェクトの意味合いが異なっていますね。オブジェクト化したい概念が同じでも、その概念の捉え方次第でentityにもvalue-objectにもなり得るという事です。 値は安全 ---- さて、このようにentityとvalue-objectを分けて考えることでどのようなメリットがあるでしょうか。 value-objectは変化しないので、扱いが簡単というのが大きな理由でしょう。変化しないので、あちらこちらでコピーを取ろうが、一方の変更があちこちに影響してしまう、というようなトラブルが起こり得なくなります。 ---- ドメインが真に何を表したいかを考えて、うまくentityかvalue-objectかを決めなければならないということですね。

Syntax Highlighterを使ってみました

ブログのデザインテンプレートに、ソースコード類のシンタックスハイライトを追加しました。 その手順を紹介します。 シンタックスハイライトには、SyntaxHighlighterを使用します。まず以下で必要なコードを確認します。 [Syntax Highlighter Scripts Generator](http://www.way2blogging.org/widget-generators/syntax-highlighter-scripts-generator) Generateボタンを押して、生成されたコードをコピーしてHTMLのmetaタグ内にペーストします。 後は以下のようなhtmlを書くと自動で反映されます。 <pre class="brush:js"> your code here </pre> ↓ <pre class="brush:js"> your code here </pre>

ChocolateyにPeerCastStationを登録してみました

配信の途中ですがお知らせです。 ChocolateyにPeerCastStation(v1.4.0)を登録してみました。 [Chocolatey Gallery | PeerCastStation 1.4.0](https://chocolatey.org/packages/PeerCastStation "Chocolatey Gallery | PeerCastStation 1.4.0") ---- まだPeerCastStationをインストールされていない方は、以下の手順でインストールできます。 Chocolateyをまだインストールしていない場合は、以下のコマンドを実行します。 <pre style='background-color: black; color: white; overflow-x:scroll; padding: 10px'> @powershell -NoProfile -ExecutionPolicy unrestricted -Command "iex ((new-object net.webclient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET PATH=%PATH%;%systemdrive%\chocolatey\bin </pre> そして、以下のコマンドを実行します。 <pre style='background-color: black; color: white; overflow-x:scroll; padding: 10px'> cinst PeerCastStation </pre> ねっ。簡単でしょう？ ---- Chocolateyについては以前ざっくり紹介しました。 [ぶろぐれ: Windowsにもコマンドラインパッケージ管理ツールが！](http://blog.prgrssv.net/2013/05/windows.html "ぶろぐれ: Windowsにもコマンドラインパッケージ管理ツールが！") Chocolateyに登録されているパッケージは、開発者自身が登録するものもあれば、開発者と登録者が異なることも珍しくありません。 そんなわけで、あれくま先生に代わり、勝手にPeerCastStationを登録してみることにしました。 以下にzip配布されているアプリケーションをChocolateyへ登録する方法をまとめます。 ---- 登録作業は公式のドキュメントを参考にします。 [CreatePackages · chocolatey/chocolatey Wiki](https://github.com/chocolatey/chocolatey/wiki/CreatePackages "CreatePackages · chocolatey/chocolatey Wiki") > Is there a SIMPLER way of creating packages? の通り、プロジェクトのテンプレートがあるので、それにそって作ります。 まずはテンプレートの取得と登録です。 ※実行時に管理権限が必要です <pre class="brush:ps"> cinst warmup warmup addTextReplacement __CHOCO_PKG_OWNER_NAME__ "あなたの名前" 例)progre warmup addTextReplacement __CHOCO_PKG_OWNER_REPO__ "githubのリポジトリ" 例)progre/nugetpackages git clone https://github.com/chocolatey/chocolateytemplates.git cd chocolateytemplates\_templates warmup addTemplateFolder chocolatey "%cd%\chocolatey" warmup addTemplateFolder chocolatey3 "%cd%\chocolatey3" warmup addTemplateFolder chocolateyauto "%cd%\chocolateyauto" warmup addTemplateFolder chocolateyauto3 "%cd%\chocolateyauto3" </pre> ドキュメントには\_\_CHOCO\_AUTO\_PKG\_OWNER\_REPO\_\_の設定もありますが、これは\_\_CHOCO\_PKG\_OWNER\_REPO\_\_を入れておけば不要のようです。 ---- 後は以下のコマンドで、テンプレートを元にしたプロジェクト定義を作成出来ます。 <pre class="brush:ps"> warmup templateName packageName </pre> 例) <pre class="brush:ps"> warmup chocolatey PeerCastStation </pre> これで、*.nuspec（アプリケーション宣言）と、tools/chocolateyInstall.ps1（インストールスクリプト）が自動生成されます。 *.nuspecは中身を開くとxmlで、それぞれの項目は読んで字の如しだと思います。PeerCastStationは以下のように定義しました。 [nugetpackages/PeerCastStation/PeerCastStation.nuspec at master · progre/nugetpackages · GitHub](https://github.com/progre/nugetpackages/blob/master/PeerCastStation/PeerCastStation.nuspec "nugetpackages/PeerCastStation/PeerCastStation.nuspec at master · progre/nugetpackages · GitHub") tools/chocolateyInstall.ps1はPowerShellのスクリプトになっています。 ZIP配布されているアプリケーションだと、ZIP内の構造によってスクリプトを色々書き換える必要があります。 参考までに、PeerCastStationでは以下のようにしました。 [nugetpackages/PeerCastStation/tools/chocolateyInstall.ps1 at master · progre/nugetpackages · GitHub](https://github.com/progre/nugetpackages/blob/master/PeerCastStation/tools/chocolateyInstall.ps1 "nugetpackages/PeerCastStation/tools/chocolateyInstall.ps1 at master · progre/nugetpackages · GitHub") とはいえ、「Install-ChocolateyZipPackage」をダウンロードするzipファイルを引数として呼び出すと、だいたい良い感じに動いてくれるようです。 ---- こんな感じでスクリプトを作ったら、パッケージ化してアップロードしましょう。 パッケージ化は、*.nuspecが有るパスで、 <pre class="brush:ps"> cpack </pre> と打つだけです。そうすると*.nupkgが生成されるので、これを[Upload Package](https://chocolatey.org/packages/upload "Chocolatey Gallery")でアップロードするか、 <pre class="brush:ps"> cpush パッケージ名.nupkg </pre> と打つだけです。 アップロードすると即公式のリポジトリに反映されます。

ハッカソンでWebSocketを使ってみました

土日のハッカソンでWebSocketを使ったチャットシステムを作ってみました。 ![スクリーンショット][http://2.bp.blogspot.com/-9VSfnVA8NaA/UbBqN5bZ0-I/AAAAAAAAAHo/0WjesMchnII/s1600/scr.png](http://2.bp.blogspot.com/-9VSfnVA8NaA/UbBqN5bZ0-I/AAAAAAAAAHo/0WjesMchnII/s320/scr.png) サーバー側をnode.jsで、クライアント側をjQueryやbootstrapなどを使いました。 bootstrapで画面実装もしっかりレスポンシブなのですが、WebSocketもきっちりスマートフォンで動くもんなのですね。 OpenShiftに乗せる予定でしたが、やっぱりサービスの方向性がハッキリしないので保留にしています。 まあ、とりあえずでアップするのでもいいんですけど、うまく時間の都合を付けれない状況が続いています。

Geeksphone KEONをMacbookでビルドしてみました

ハッカソン中にチラッと話を出しましたが、土曜日にFirefox OSの開発者用端末 Geeksphone KEONが届きました。 そのままだと日本語の環境が無いので、日本語環境のバイナリを作って入れてみました。 勿論先駆者の方が沢山いらっしゃるのですが、はまったりだとかビルドの待ち時間などを含めて、かなり時間が掛かりました。（日曜昼に始めて終わったのが月曜の出勤直前） ---- 参考にさせていただいたサイトはこちらです。 - [Firefox OS のビルドとインストール - Mozilla | MDN](https://developer.mozilla.org/ja/docs/Mozilla/Boot_to_Gecko/Building_and_installing_Firefox_OS "Firefox OS のビルドとインストール - Mozilla | MDN") - [sola : Keon 向けに Firefox OS をビルドして動かしてみた](http://blog.sola-dolphin-1.net/archives/4457691.html "sola : Keon 向けに Firefox OS をビルドして動かしてみた") - [きさとメモ » solaさんの手順でKeon用のFirefox OSをビルド at Mac #fxos](http://www.kisato.net/wp/firefoxos/build-firefoxos-keon-sola/ "きさとメモ » solaさんの手順でKeon用のFirefox OSをビルド at Mac #fxos") まず、MDNの[Firefox OS ビルドの必要条件](https://developer.mozilla.org/ja/docs/Mozilla/Boot_to_Gecko/B2G_build_prerequisites "Firefox OS ビルドの必要条件 - Mozilla | MDN")を見ながら、環境を作ります。Macbookの場合はブートストラップスクリプトを実行していけばあらかた揃うので楽ちんです。ただし、adb等、スクリプトだけですべて揃わないことに注意してください。 あとはsolaさんの記事の手順の通り、ビルドの準備を進めていくのですが、そのままビルドを実行するとエラーが発生してしまうので、 きさとさんの記事の通り、elf.hを補填する必要があります。 ---- 試行錯誤の末にビルドしたところ、うまく行ってなかったのかフォントが中国語体になっていたので、近いうちに再挑戦したいと思います。。。