プロキシがNTLMだったからCntlmで突破してみました

組織のネットワークはプロキシを介することはよくあります。 また、その際にユーザー認証を行なってトラフィックを監視したりします。 で、そのユーザー認証がベーシック認証であれば、比較的どういったツールでも プロキシ設定を適切に行えばネットワークを使えるのですが、 今の組織は[NTLM](http://e-words.jp/w/NTLME8AA8DE8A8BC.html)などという面倒くさい認証方式だったため困ってしまいました。 この状況を助けてくれる、Cntlmというソフトがあることを教わったのでご紹介します。 [Cntlm: Fast NTLM Authentication Proxy in C](http://cntlm.sourceforge.net/) ---- 公式サイトでバイナリをダウンロードしてきます。 インストーラーを使えば楽なのでしょうけど、管理者権限が無い、なんてこともよくある（？）ので、そういう時はzip版を使います。 適当なフォルダにzipを解凍して、cntlm.iniを適当に編集し、cntlm.exeを以下のようにパラメーターをつけて実行します。 <pre class="brush:ps"> cntlm.exe -c cntlm.ini </pre> 後は各種ツールでプロキシに「localhost:3128」を指定すればOKです。